教授
依田 光正
博士(工学)

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- 専門
- 福祉工学、福祉テクノロジー、多様な人とまちのデザイン、人間工学
- 主な研究分野
- 福祉テクノロジー
- 福祉テクノロジーを活用したまちづくり
- 多様な方々への生活環境改善デザイン計画
- 略歴
- 東京電機大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程。職業能力開発総合大学校福祉工学科助手、同専任講師を経て、2003年より日本大学大学院理工学研究科医療・福祉工学専攻准教授を経て、2018年より日本大学理工学部教授、現在に至る。
- 主な学外・学会活動
- 福祉用具のフィージビリティスタディへの協力
- 地域の建築専門家との住居・まち環境改善
- まちにおける社会・福祉資源の活用可能性の調査活動
- 生活へ導入可能なテクノロジーの応用とその福祉分野への活用
- ヨコハマ ヒューマン&テクノランド研究室出展
- 日本人間工学会 代議員
- 著書『新訂 福祉のまちづくりと福祉テクノロジー』, 啓明出版, 2020
- 著書『福祉工学』(編著), 理工図書, 2011
- メッセージ
私は、福祉分野の工学テクノロジーである「福祉工学」をどのように「まち」の中で生かしたら、より多様な人々が自分自身が望む生活を持続し、その人の力を引き出すことができるのかという「福祉テクノロジー」に非常に興味を持って取り組んでいます。障がい者や高齢者の方々に向けて作られた道具や機器、これらを福祉用具といいますが、これらをより使いやすいものに変えていくばかりでなく、それ以上に、いままでに蓄えられてきた福祉工学の技術を健常者の生活の中にも取り入れ、何かしらの不自由さがあった時でも自分自身の生活を持続できるようなまちのデザインに活用していく必要があると考えています。日常生活での用具・道具から住環境およびまち全体を、生活に困難を感じる前から多様な方々にとって使いやすいものにしていくとともに、もし不自由さが生じても今までの生活をできるだけ持続してその方の能力を引き出していくための「用具からまちのデザイン」に取り組むとともに、多様な分野のテクノロジーをそのデザインの中に取り込んでいくこともおこなっています。