まちづくり工学科とは|日本大学理工学部 まちづくり工学科
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設立趣旨

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自然豊かな農山漁村から中山間地域、そして華やかな都市域にいたる「まち」の空間は、 道路や橋などの構造物、建築物、公園・広場などによって構成されています。 そうした「まち」の空間を支える学問分野として、土木、建築、造園などの各分野が、それぞれ独自の学問体系をつくりあげてきました。 また、これらの学問分野を横断的にとらえるべく、都市計画や都市工学の分野が発展してきましたが、 その学問フィールドは都市域(特に大中都市)が中心となっており、小都市や農山漁村はいまだ多くの課題が残されています。 一方、近年の少子高齢社会は、若年層の大都市への集中、それに伴う地方都市の人口および税収等の減少、生産拠点の海外流出を招き、 「まち」の持続的発展に大きな影響をもたらしています。

今後の「まち」のあり方を考えていくためには、土木・建築・都市工学などの知見を駆使した空間づくりに加え、 空間づくりを進めるための制度づくりや住民・行政の合意形成を図るための社会環境づくりが重要です。 さらに、それらを包括するまちづくりの哲学や手法が求められます。

このように、私たちの暮らす「まち」のあり様は実に多様であり、そうした「まち」をつくる、まさに「まちづくり」を進めるためには、 多面的・学際的なアプローチが必要です。そこで、「まちづくり」に携わる総合性の高い技術者を養成すべく、土木、 建築および造園等の知見を踏まえ、地域・都市空間を総合的につくりあげるための学科として、『まちづくり工学科』を設立します。

学科設立の背景

まちづくりのニーズ

全国の政令市(20市)のなかで「まちづくり」を冠した部署は、およそ8割に達しています(平成24年4月現在)。 これらの部署の多くは、住宅地や公園、道路などを一体とした総合的な空間づくりを担っています。 さらに、平成16年に国(国土交通省)が市町村のまちづくりに対して補助金を提供する 「まちづくり交付金制度」(現、社会資本整備総合交付金)が創設されて以降、全国の約半数の自治体がこの制度を活用しています。

これらは、まさに「まちづくり」に対する高いニーズの現れであり、また「まちづくり」がひとつのマーケット(市場)を確立していることを示唆しています。

求められるまちづくりの専門家

まちづくりにかかわる事業は、行政はもとより、一般市民・民間企業・NPOなどの多様な参画者等のもとに成り立つものです。 そうしたまちづくり事業を成功させるためには、参画者等のさまざまな要請をひとつにまとめ上げる専門技術者が必要です。

従来の「まちづくり専門家」(まちづくりプランナー・まちづくりデザイナーなど)は、おもに土木・建築系の分野において都市計画を学んだ技術者が、 社会に出てから現場で経験を重ね、少しずつまちづくりの作法を体験的に学んでいくものでした。 そのため、まちづくりに関する資格(技術士)取得には、およそ10年かかるといわれています。 しかし、現在の社会が要求する「即戦力」や、全国約1800市町村の「まちづくりのフィールド」に対応するためには、 大学における専門技術者の養成が大きく求められています。

教育理念

「工学技術を有し、実践的思考を通して、安全で魅力的なまちづくりを図る、豊かな知識や感性および創造力を備えた、まちづくりプランナーやまちづくりデザイナーを養成する」

まちづくり工学科は、まちづくりを科学的かつ客観的に展開することができる、工学系の専門技術者(まちづくりプランナーおよびまちづくりデザイナー等)の養成をめざします。

具体的には、以下のような知識・技術を有する人材を養成します。

  • まちの成り立ち(文化・歴史性など)を科学的に分析できる技術
  • まちを構成する構造物や施設、公園緑地などを統合的に計画・デザイン・管理することができる技術
  • 土木、建築、造園などの基本的な工学知識
  • まちづくりプロジェクトをマネジメントできる技術
  • 住民間や住民・行政間の合意形成を図るためのワークショップなどを運営できる実践的な技術
  • まちを構成する諸施設や公園緑地などの建設に資する法制度・事業制度に関する知識
  • 景観工学、観光学、福祉工学、防災工学、環境工学などの専門的な知識

教育理念イメージ

教育の特色

まちづくり工学科は、地域・都市空間の科学的かつ工学的(客観的)な分析に基づく、 現実に即した施策の提案や空間・施設等の設計を行うことのできる工学系の学問分野を中心に据え、 さらに、そのような計画、設計に必要不可欠な歴史・文化的視点や社会・経済学的観点を備えた、実務センスを有する人材教育を展開します。

具体的には、1年次の導入教育として、工学基礎である建築・構造物にかかわる力学、都市計画、ランドスケープ、 さらにツールとしてのコンピュータなどの技術を習得します。加えて、義務教育課程や高等学校等で学んだ、 まちづくりに関連する基礎知識を整理し、まちづくりの具体的な事例、優れた考え方や人物、技術者倫理等を学び、まちづくりの魅力を理解します。

2~3年次では、専門教育の基本として、まちづくりに関連する法規制や事業・制度のほか、 「景観」「観光」「福祉」「防災」「環境」に関連する原論・基礎知識等を学ぶとともに、「まちづくりワークショップ」といった、 利害関係者等の合意形成手法を座学・演習の双方から学びます。

教育の特色イメージ

行事カレンダー
6月 付属高校生のためのオープンカレッジ
7月 駿河台入試フォーラム
前期授業終了
前期補講日
前期定期試験
8月 夏季休暇
夏季集中授業
オープンキャンパス
後援会地方父母懇談会
前期追試験
9月 ガイダンス
後期授業開始
10月 創立記念日(休校)
学部祭
11月 理工学部英語弁論大会
船橋キャンパスウォッチング
12月 学術講演会
冬季休暇
1月 後期授業終了
後期補講日
後期定期試験
2月 後期追試験
卒業研究発表会
修士論文審査会
3月 卒業発表
修了発表
卒業式
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