教授
後藤 浩
博士(工学)

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- 専門
- 沿岸防災、海岸工学、河川工学
- 主な研究分野
- 海岸災害に強いまちづくり
- 河川災害に強いまちづくり
- 高質な親水空間の設計法
- 略歴
- 千葉県立八千代高校-日本大学理工学部土木工学科-同大学院理工学研究科土木工学専攻修士過程。日本大学理工学部土木工学科助手、同専任講師、同准教授、まちづくり工学科准教授を経て、2015年より教授、現在に至る。
- 主な学外・学会活動
- 日本沿岸域学会 企画運営委員会 委員
- 所属学会:土木学会、日本流体力学会、日本沿岸域学会、建築学会、日本下水道協会
- 受賞:平成25年度河川整備基金研究優秀成果
- (公財)河川財団 河川整備基金研究助成(平成24年度)
- (一財)漁港漁場漁村総合研究所研究助成(平成20~21年度、平成25~26年度)
- (公財)精密測定技術振興財団研究助成(平成28年度)
- メッセージ
日本は災害の多い国土です。東日本大震災による津波による被災が、今でも皆さんの脳裏に焼き付いていることでしょうが、我が国は,過去幾度も沿岸に来襲する津波により被害を受けております。また、我が国の国土は急峻な地形で構成され、 地滑り・崖崩れなどの地盤災害のリスクや河川の多くが急流河川であるとともに近年の気候変動などの効果も相まって河川災害のリスクも高い状態にあります。すなわち、わが国の国民は、自然災害と接しながら生活しております。したがって、少しでも使いやすくかつ安全に暮らせる生活空間=“まち”の創造は、工学的に大変意義があります。そして、まちの空間には、憩いの場が必要です。まちの憩いの場所に、よく水を使った芸術作品的な施設が設置されております。まちの風景の中に水の流れがあるのは面白いですし、流水音が人の心を和ませてくれます。どういった流れがいいのか、それを考えることも高質な都市空間を考える上では必要です。私の研究フィールドは、海岸災害、都市河川災害に関するもの,そして、都市空間の親水設計についてです。要は、人の人命を水災害から救うこと、人の心をいやすこと、総じて言えば、「人のために役立つ研究」をしています。みなさんも、安全で快適なまちづくりを一緒に考えてみませんか?