天野 光一|まちづくり工学科 スタッフ紹介
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特任教授
天野 光一
博士(工学)

天野 光一
日本大学 研究者情報システム
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個人(研究室)URL
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専門
景観・デザイン論、観光計画論
主な研究分野
  • 美しいまちを実現するための景観計画論
  • 合理的で美しい公共施設のデザイン論
  • 地域創生のための観光まちづくり論
  • 持続可能な都市形成のための都市形成史
略歴
開成高校-東京大学工学部土木工学科-同大学院工学系研究科土木工学専攻修士課程。建設省土木研究所道路部研究員、フランス都市・交通・住宅省都市交通研究所研究員、建設省道路局企画課課長補佐、東京工業大学工学部助手、日本大学理工学部専任講師、同助教授、東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻助教授、フィリピン大学客員教授(JICA専門家)を経て、2001年より日本大学理工学部教授、2021年より特任教授、現在に至る。
主な学外・学会活動
  • 国土交通省道路のデザインに関する委員会委員長、無電柱化推進のあり方検討委員会委員
  • 富士市 景観審議会 会長
  • 富士宮市 景観審議会 会長
  • 板橋区 景観審議会 会長
  • 長泉町 景観審議会 会長
  • 裾野市 景観審議会 会長
  • (一社)パブリックデザインコンソーシアム理事 ほか
  • 受賞:日本アルミニウム協会賞、土木学会デザイン賞、2014年度グッドデザイン賞
メッセージ

美しく、暮らしやすく、愛着の持てる「まち」、地域、国をつくりたいということが、私の教育、研究、実務の基本になっています。安心、安全であることや効率的であることももちろん重要ですが、それだけで、住みたくなるような「まち」になるとは思えません。家には住んでいるが、「まち」には住んでいないことになっていないでしょうか。
 私が景観を学び始めたのは1970年代半ばです。以来、国の役人として、複数の大学の教員として、外国の研究者として、市町村では専門家として、景観まちづくりにかかわってきました。ある市には20年以上通っており、ようやく景観まちづくりが動き出しています。まちづくりとはこのように時間のかかることです。
 美しく、暮らしやすく、愛着の持てる「まち」に住みたい諸君、一緒に、美しいとは、暮らしやすいとは、愛着が持てるということは、どういうことなのか、どうしたら作り上げられるのかを学んでいきましょう。わが国の、そして世界の「まち」の将来は、諸君らの双肩にかかっているのですから。

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