教授
阿部 貴弘
博士(工学)
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- 専門
- 都市史、景観計画、歴史まちづくり
- 主な研究分野
- 歴史・文化をはぐくむまちづくり
- 土地の記憶・まちの履歴をいかした都市設計
- 持続可能なコミュニティ形成
- 略歴
- 巣鴨高校-東京大学工学部土木工学科-同大学院工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程。パシフィックコンサルタンツ株式会社、国土交通省国土技術政策総合研究所研究官を経て、2012年より日本大学理工学部准教授、2018年より教授、現在に至る。
- 主な学外・学会活動
- 土木学会 選奨土木遺産選考委員会 委員
- 土木学会 土木史委員会 委員
- 日本都市計画学会 社会連携委員会 委員
- 日本建築学会 グローカル景観デザイン小委員会 委員
- 国土交通省 インフラツーリズム有識者懇談会 委員
- 横浜市 歴史的景観保全委員
- 袖ヶ浦市 景観審議会 会長
- 富士宮市 世界遺産のまちづくり整備基本構想策定会議 アドバイザー
- 桑折町 歴史的風致維持向上協議会 副委員長
- NHK カルチャー「土木遺産を訪ねて」 講師 ほか
- メッセージ
私は、これまでに、民間のコンサルタントや国の研究機関など、さまざまな立場で日本全国のまちづくりに関わってきました。こうした経験を踏まえ、現在は、身近な"まちの歴史"をまちづくりに活かすための考え方や方法を研究しています。
人の生い立ちを知ると、その人によりいっそう親しみがわくように、身近な"まちの歴史"を知ることで、普段何気なく暮らしているまちに、魅力や愛着を感じるようになります。そうしたまちへの愛着は、クオリティ・オブ・ライフ、すなわち"暮らしの質"を高めるまちづくりの原動力となります。
日本のまちは、実に多様な成り立ちを誇っています。城郭周辺に広がる城下町、街道沿いに連なる宿場町、さらに在郷町や湊町など、皆さんの暮らすまちにも、深い歴史が積み重なっているはずです。そうしたまちの歴史を読み解き、歴史の中に埋もれているまちの宝を発掘し、さらにその宝を磨き、現在のまちづくりに活かしていく。そのための考え方や方法を学び、実践する。そうしたまちづくりの楽しさや面白さを、ぜひ一緒に味わいましょう!