まちづくり工学科とは

教育理念

工学技術を有し、実践的思考を通して、安全で魅力的なまちづくりを図る、
豊かな知識や感性および創造力を備えた、
まちづくりプランナーやまちづくりデザイナーを養成する

まちづくり工学科は、まちづくりを科学的かつ客観的に展開することができる、工学系の専門技術者(まちづくりプランナーおよびまちづくりデザイナー等)の養成をめざします。

具体的には、以下のような知識・技術を有する専門家を養成します。

  • 1まちの成り立ち(文化・歴史性など)を科学的に分析できる技術
  • 2景観工学、観光学、福祉工学、防災工学、環境工学などの学際的な知識
  • 3土木、建築、造園などの基本的な建設工学知識
  • 4まちづくりプロジェクトをマネジメントできる技術
  • 5まちを構成する構造物や施設、公園緑地などを統合的に計画・デザイン・管理することができる技術
  • 6まちを構成する諸施設や公園緑地などの建設に資する法制度・事業制度に関する知識
  • 7住民間や住民・行政間の合意形成を図るためのワークショップなどを運営できる実践的な技術

新時代の暮らしを総合的にデザインする
「まちづくり工学科」

全国の政令市(20市)のなかで「まちづくり」を冠した部署は、本学科開設時の2012年4月でおよそ8割に達そうとしていました。これらの部署の多くは、住宅地や公園、道路などを一体とした総合的な空間づくりを担っています。さらに、2004年に国(国土交通省)が市町村のまちづくりに対して補助金を提供する「まちづくり交付金制度」(現、社会資本整備総合交付金)が創設されて以降、全国の約半数の自治体がこの制度を活用しています。これらは、まさに「まちづくり」に対する高いニーズの現れであり、また、「まちづくり」が一つのマーケット(市場)を確立していることを示唆しています。

このような社会的背景において、まちづくり工学科では、住み続けたくなる美しいまちづくり、訪れて楽しいまちづくり、人と自然環境にやさしい安全なまちづくり、災害に強いまちづくり、これらのキーワードを総合的に達成できる人材育成として、「美しさ、楽しさ、安全安心を実現する“暮らしの総合デザイン”、“都市・地域再生技術”を学ぶ」という教育方針を実現しています。新たな時代を駆け巡るまちづくり工学科にぜひご注目、ご期待ください。

学びの特色

グループワークで取り組むデザイン演習授業から、
まちづくりに求められるスキルを養う

「まちづくり」は住民や行政、専門家などの様々な人々が議論を重ね、進めていきます。そのため、まち科では複数の学生で取り組む「グループワーク」を多く取り入れています。チームで一つの施設を設計したり、皆で議論した結果をポスターにまとめたり、計測や実験もグループで行います。これによりまちづくりに必要なコミュニケーションカや論理的思考力のほか協調性や主体性を養います。

行事カレンダー

  • 4月

    前期ガイダンス
    新入生歓迎式
    入学式

  • 6月

    日本大学ワールドカフェ
    オープンキャンパス(駿河台)
    後援会父母面談会

  • 7月

    大学院入試
    前期授業終了
    前期補講日
    前期定期試験

  • 8月

    夏季休暇
    夏季集中授業
    オープンキャンパス(船橋)
    前期追試験
    後援会地方父母面談会

  • 9月

    後期ガイダンス
    後期授業開始

  • 10月

    創立記念日(休校)
    学部祭

  • 11月

    船橋キャンパスウォッチング

  • 12月

    学術講演会
    冬季休暇

  • 1月

    後期授業終了
    後期補講日
    後期定期試験

  • 2月

    後期追試験
    卒業研究発表会
    修士論文審査会
    春季休暇

  • 3月

    卒業発表
    修了発表
    卒業式

  • 新入生歓迎式
  • オープンキャンパス
  • 学部差異
  • 卒業式

キャンパスライフ

まちづくり工学科で学べること、経験できること。
まちづくり工学科ならではのキャンパスライフについて紹介します。

  • キャンパスライフ
  • キャンパスライフ