研究室紹介

【岡田・栗本研究室】

指導教員岡田 智秀 教授

専門:景観まちづくり、地域活性化

私は、海岸地域から水郷や農村地域そして都市内の中心市街地に至るまで、多様なフィールドを対象として、「景観まちづくり」の実践に取り組んでいます。その魅力は、美しい風景の保全に貢献できたり、情熱あふれる地元住民との出会い、地方都市に元気が与えられることなど、たくさんあります。まちの元気という意味では、東日本大震災で津波被害を受けた福島市内の海岸地域において、「ふくしま海の子元気プロジェクト」と名付けて、地元の子どもたちに海辺の多様なレクリエーションを体験してもらいながら、津波を正しく理解し、海を恐れない“ふくしまっ子”を育てるプロジェクトも展開しています。また、私が生まれ育った東京都大田区では、今の子どもたちが地元大田区を“誇り高いふるさと”と感じてもらえるような「まちづくり教育」にも取り組んでいます。こうした実践的活動は、いずれも大学生と一緒になって時に悩み、楽しみ、成果を喜び合いながら有意義に取り組んでいます。

さあ、ぜひあなたも景観まちづくりに参加してみましょう!

  • 岡田智秀教授1
  • 岡田智秀教授2
  • 岡田智秀教授3

指導教員栗本 賢一 助教

専門:都市デザイン,都市情報

私は本学科で都市デザインと都市情報の分野を研究し、博士後期課程を修了しました。在学中の研究に加え、建築設計事務所や研究所での勤務経験を通じて、日本とアジア地域の多様なプロジェクトに携わり、実践的な知見を蓄積してきました。

都市デザインでは、歴史、文化、自然といった地域に根ざした資源を活用し、その土地固有の魅力を引き出すデザインを追求しています。同時に、都市情報の分野では、ICT (Information and Communication Technology) を駆使して都市のビッグデータを可視化・分析する手法の開発に取り組んでいます。これらの研究と実践を通して、現代社会の複雑な課題に対応する方策を模索しています。

少子高齢化、グローバル化、技術革新など、さまざまな変化に直面する中、都市機能の整備だけでなく、多様性を尊重し社会的包摂を促進する人間中心のまちづくりが求められています。

本学科で得た知識と経験を活かし、地域の個性を活かした持続可能なまちづくりに寄与したいと考えています。ぜひ本学科で、未来のまちづくりについて共に学び、議論を深めてみませんか。新たなまちづくりの可能性を、ここで一緒に探求しましょう。

  • 栗本賢一助教1
  • 栗本賢一助教2